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Firenze 出張2

今回また Firenze に出張です。

Marseille から Firenze に行くには実用的には飛行機を使わないといけないのですが格安航空の Ryanair は冬の間は Firenze に近い Pisa への便は飛ばしてくれません。そこで Roma へ飛んでから鉄道で Firenze に行くことにしました。時間はかかりますが交通費は飛行機往復と鉄道往復合わせて 120€ です。Firenze 空港に大手の航空会社で行くと航空運賃だけで 200€ を超えることを考えるととても安いです。

さて、ローマの空港は Fiumicino では無く Ciampino という小さな空港を使うのですが、この空港から近隣の地下鉄駅までのバスが分かりませんでした。空港の Information で聞いてみても 2番のバス停から Termini に行けと言われるだけなので、地下鉄駅までのバスは無くなったのかなと思ってしょうがなくて Termini 行きの大型バスに料金を払って乗りました。ところが出発前に窓から外を見ていると、何と行き先に Metro と書いた市バスが通るではありませんか。そのバスに乗りたかったのに、数ユーロ損してしまいました。空港の Information までいい加減とはいかにもイタリアですね。

さて、Roma から Firenze までは今話題のイタリアの民間特急 .italo に乗ってみました。格安料金かなと期待したのですが、一番安い席の料金は Eurostar と同じでした。Roma の発着駅が Termini ではなく Tiburtina なのですが、地下鉄で数駅なので大きな荷物を抱えていなければ大して不便ではありません。画像

Tibrutina 駅

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Tibrutina 駅の .italo の切符売り場。

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.italo の車両。Eurostar より少しスマートです。

.italo の車両内では Wifi が無料で使えるというのが売りなのですが、残念ながら信じられない程遅くて使い物になりませんでした。動画禁止と書いてありましたが、そもそも動画なんか見れるスピードではありません、メールのチェックだけでイライラさせられました。この辺の詰めの甘さもイタリア人が故でしょうか。

到着の方は無事 Firenze の Santa Maria Novella でした。時間は10分遅れでしたがイタリアではこの程度で遅れたと思ってはいけません、いつものことです。

Firenze 出張

今回は出張で Firenze に来ています。

Marseille から Firenze に来るには Pisa に一回飛んでから電車かバスで Firenze に向かいます。

先ず今回初めて格安航空の Ryanair を使いました。

最初にウエッブで運賃を見た時には20ユーロという表示を見て目を疑いました。AirFrance あたりを使うと航空券は10ユーロ位ですが、燃油サーチャージ、税金が高くて結局100ユーロ位になるので、それらが何もかからないというのは驚きでした。で、実際に予約してみると、保険に入るのに更に17ユーロ、携帯に確認のメールを送るのに1ユーロ70セント、クレジットカード手数料で77セントとかかってトータルは40ユーロ弱になりました。でも確かに安いです。さて実際に乗る際に何か不都合があるかです。先ず一週間前にメールが来て、搭乗時間の2時間前に空港に来いと事でした。その時はストの恐れがあるからとか書いてありましたが、それが今回限りなのかいつもなのかは分かりません。フライトがが朝の7時なのでしょうがなく5時に空港行きました。さて、空港に着いてみると、2時間も前に来る必要は全然ありません。搭乗手続きや手荷物検査場は多少混んでいましたが1時間前で全然大丈夫です。さて何処でコストを削っているかですが、確かにターミナルはプレハブでしたし、一番驚いたのは座席指定が無くて前自由席だったことです。フーンという感じですね。まあ安全に飛んでくれさえすれば安いに超した事は無いんですけれどね。

さて次に Pisa の空港から Firenze の Santa Maria Novella 駅までのイタリア国鉄ですが、これは二回騙されて怒り心頭です。

先ず空港で電車にするかバスにするか迷いましたが、電車もバスも6ユーロと書いてあったので、バスは渋滞にかかって時間がかかるかもしれないと思って電車にしました。ところが、切符を買ってみると7ユーロ90セントというじゃありませんか。完全に騙されました。6ユーロと書いてある料金表は何なのでしょう。

更に酷いのは、電車に乗って Firenze に着く直前に車掌が回ってきて切符を見せると、これでは駄目だと言います。そして、ご丁寧にも日本語で「乗車前に切符を駅の機械に通しておかないと駄目だ」と書いた紙を渡して、無賃乗車の罰金40ユーロ(とんでもない高額)を払えと言うではないですか。そんなの事は切符にも書いてないし、切符売り場でも教えてくれないし、駅にも何のインストラクションもありません。それでいて罰金を取る段になって急に親切に日本語まで用意して、知らない事を理由に罰金を取るのだけら完全に詐欺です。さすがイタリア人は平気で人を騙すんだという事を国の機関に教えられました。近くに座っていたアメリカ人の女性も同じ様にして40ユーロ取られて涙を流していました。

全く、イタリア人は信用してはいけませんね。