月別アーカイブ: 2013年7月

Firenze 出張

今回は出張で Firenze に来ています。

Marseille から Firenze に来るには Pisa に一回飛んでから電車かバスで Firenze に向かいます。

先ず今回初めて格安航空の Ryanair を使いました。

最初にウエッブで運賃を見た時には20ユーロという表示を見て目を疑いました。AirFrance あたりを使うと航空券は10ユーロ位ですが、燃油サーチャージ、税金が高くて結局100ユーロ位になるので、それらが何もかからないというのは驚きでした。で、実際に予約してみると、保険に入るのに更に17ユーロ、携帯に確認のメールを送るのに1ユーロ70セント、クレジットカード手数料で77セントとかかってトータルは40ユーロ弱になりました。でも確かに安いです。さて実際に乗る際に何か不都合があるかです。先ず一週間前にメールが来て、搭乗時間の2時間前に空港に来いと事でした。その時はストの恐れがあるからとか書いてありましたが、それが今回限りなのかいつもなのかは分かりません。フライトがが朝の7時なのでしょうがなく5時に空港行きました。さて、空港に着いてみると、2時間も前に来る必要は全然ありません。搭乗手続きや手荷物検査場は多少混んでいましたが1時間前で全然大丈夫です。さて何処でコストを削っているかですが、確かにターミナルはプレハブでしたし、一番驚いたのは座席指定が無くて前自由席だったことです。フーンという感じですね。まあ安全に飛んでくれさえすれば安いに超した事は無いんですけれどね。

さて次に Pisa の空港から Firenze の Santa Maria Novella 駅までのイタリア国鉄ですが、これは二回騙されて怒り心頭です。

先ず空港で電車にするかバスにするか迷いましたが、電車もバスも6ユーロと書いてあったので、バスは渋滞にかかって時間がかかるかもしれないと思って電車にしました。ところが、切符を買ってみると7ユーロ90セントというじゃありませんか。完全に騙されました。6ユーロと書いてある料金表は何なのでしょう。

更に酷いのは、電車に乗って Firenze に着く直前に車掌が回ってきて切符を見せると、これでは駄目だと言います。そして、ご丁寧にも日本語で「乗車前に切符を駅の機械に通しておかないと駄目だ」と書いた紙を渡して、無賃乗車の罰金40ユーロ(とんでもない高額)を払えと言うではないですか。そんなの事は切符にも書いてないし、切符売り場でも教えてくれないし、駅にも何のインストラクションもありません。それでいて罰金を取る段になって急に親切に日本語まで用意して、知らない事を理由に罰金を取るのだけら完全に詐欺です。さすがイタリア人は平気で人を騙すんだという事を国の機関に教えられました。近くに座っていたアメリカ人の女性も同じ様にして40ユーロ取られて涙を流していました。

全く、イタリア人は信用してはいけませんね。

ツール•ド•フランス

明日は Tour de France が Marseille を通ります。 http://www.jsports.co.jp/cycle/tour/stage/stage_05.html
いつもの様にいつものごとくそんな事は今日迄知りませんでした。

今日の夕方、同僚から「明日は Tour de France だという事を知っているか?」と聞かれた時も「は?何の話?」という感じだったのですが、「Marseille 市内の道路は通行止めになるぞ」といわれてやっと話が分かりました。そうなんですね、明日の第5ステージは Marseille が到着地点なので途中の道路は通行止めになるはずです。スタートが Cagnes-sur-mer を12時なので午前中の早い時間は大丈夫かもしれませんが、ゴールは5時過ぎに Marseille なので帰りは完全に通行止めにかかって帰れません。教えてくれた同僚も明日は来ないと言っていたので、明日は家にこもってテレビで観戦するのがいいでしょう。

フランス語の新聞が読めないとたびたびこういう目(休日や仕事のできない日が直前まで分からない)に遭いますね。