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Bordeaux 旅行その2、ワインの品質/値段は2倍の差~ワイン流通業者はちゃんと仕事をしている~

今日はツアーに参加して Saint-Émilion に行ってきました。そして、昨日今日で経験した結果は現地で買うとワインの値段は二倍以上のばらつきが有るという事です。

ツアーに参加したので自由時間は限られていましたが Saint-Émilion で入ったワインショップでは良いワインが非常に安く売られていました。ツアーで一緒になった日本人のグループも美味しい Pomrol のワインが安く買えてとても喜んでいました。実際、日本で買うと5,6千円以上すると思われるワインが30ユーロ弱で買えてとてもお得な感じがしました。問題はその後です。ツアーでその後ワイナリーに連れて行かれたのですが、そこでのワインはお世辞にも高級ワインとはいえない代物でした。なのに値段は20ユーロ台後半で Saint-Émilion のワインショップで 12ユーロで売られていたワインの方が美味しいと思うものでした。

晩ご飯も今日はちゃんとしたところで食べ、フルボトル一本24ユーロのワインを頼みましたがとても美味しく頂きました。昨日ファミレス的な所でハーフボトル一本12ユーロだったのは何だったのでしょうか?昨日飲んだワインは日本の感覚でレストラン価格で一本3200円ならこんなもんかと思ったのですが、今日はフルボトル24ユーロで遥かに美味しいワインが飲めました。日本でレストラン価格なら5,6000円するかなという感じです。昨日のワインは何だったんでしょう?

日本でワインを飲む時も Marseille で飲む時も、値段と品質はだいたい比例すると思っていたのですが(当然日本で飲むとフランスで飲む2倍の値段です) Bordeaux に来てそんな事は無い事が分かりました。好いワインとどうでもいいワインが同じ値段で売られています。それが流通業者を通すと品質と値段が比例するのは流通業者がちゃんと品質に合った値段を付けているのですね。

現地で買えば必ずしも安い訳ではないというのは良い経験でした。

Bordeaux 旅行〜初日食事敗戦記〜

さてこの週末は月曜に掛け三連休なので早速ボルドー旅行に来ました。

先ず着いて空港から街までの交通手段です。「地球の歩き方」には Jet Bus を使う様に書いてありますが、Jet  Bus に乗ると街の中心から離れた St-Jean 駅に連れて行かれます。二つ隣のバス停からです1番のバスに乗ると街の中心の Quinconces に連れて行ってもらえます。かかる時間は「地球の歩き方では」によると Jet Bus では45分だそうですが、1番のバスでも1時間弱で着きます。頻度も、Jet Bus は45分おきにしか出ませんが1番のバスは1時間に3本あります。総合的に考えて1番のバスの方が便利でしょう。

さて、今日は午後の飛行機でマルセイユから飛んで来たのでボルドー市内に着いたのは夕方でした。なので観光は出来なかったのはしょうがないとして、晩ご飯で失敗しました。

夕方にホテルのフロントでお薦めのレストランを教えてもらって7時過ぎに行ってみると8時からだといわれました。それであちこち歩き回りながらレストラン街の方に行って(薦められたレストランはレストラン街ではありませんでした)明日、明後日どこに行こうか考えて回ってい時間を過ごしました。そして8時に当該のレストランに行ったところ、いきなり7 割位の席が空いているにもかかわらず「いっぱいだ」と断られました。何とそのレストランはお一人様お断りだったのです。マルセイユで何回かそんな事があったのですが、久しぶりにやられました。だったら7時に行った時に「お一人様お断り」とはっきり言ってくれればいいのに不親切です。

さてその後が大変です、 先ほど歩き回って目星をつけていたレストランの半分は既に満席です。入り口に立って店員の顔をみた瞬間に「いっぱいです」と断られます。問題は残りの半分です。店内を覗くと半分位の席が開いているにもかかわらず「いっぱいです」と断られます。酷い場合には、最初店に入ると「今日はどういたしましょう」と声を掛けてくるにもかかわらず、「一人です」と伝えると突然笑い出して「ハッハッハ、いっぱいです」と沢山席が空いているにもかかわらず笑いながら言います。どうも「お一人様お断り」の店が多い様ですね。

ボルドーは観光都市ではないのか Traveller Friendly では無いですね。前に行った観光都市のニースなんかではどこのレストランも一人で入れてくれたのに。

日本では一人で美味しいものを食べに行くのは別に珍しい事じゃないのに、フランスではカップルか家族じゃないと駄目なんですね。独身差別ですよね。

結局日本でいうところのファミレスみたいな大型店で食べるはめになりました。料理は大きなステーキが15ユーロで、ワインはコートドゥブールのハーフボトルが12.5ユーロでした。もっと高いワインも有ったのですが、料理とのバランスが悪いので頼む気にはなりません。どちらもこんなもんだろうなという感じの味で特に美味しくはありませんでした。まあ日本でハーフボトル1250円のワインよりは美味しかったですが。但し、物価の感覚は1ユーロ100円なのでそう思った時に値段相応だという事ですが。自民党政権は輸出産業のいう事だけ聞いて、輸入産業や消費者のいう事は聞かないので過度な円安になってますからね。(フランスではクロワッサン一個1ユーロですが、100円だと思うと納得しますが133円では高すぎますからね。)

明日は早い時間から夕食を食べに出て、今日本当に満席で断られた店に行ってみたいと思います。